「岐阜大酒」開発における新奇清酒酵母のスクリーニングとその分子育種
ライフサイエンス(アグリ・食品)
研究者 |
応用生物科学部 応用生命科学課程 食品生命科学コース 中川智行 教 授 |
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研究概要
岐阜大学では大学ブランド「岐阜大酒」の開発を目的に,新奇な清酒酵母のスクリーニングとその分子育種を岐阜県食品科学研究所との共同研究にて行ってきました。地域ブランドの確立に向けた新奇な清酒酵母の開発について解説します。
研究内容
(1)岐阜大酵母のスクリーニングと遺伝系統解析
現在まで岐阜県の自然環境から28株の出芽酵母を獲得し、清酒酵母としての特性を持つ4株を選抜しました。
4株の遺伝系統解析を行ったところ、GY115株のみ清酒酵母のグループに含まれました。
(2)岐阜大酵母の清酒発酵特性
4株のうちGY115株は4-VGを生産せず、酸味を効かせたスッキリ感のある清酒を醸造しました。
活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど
・新たな清酒酵母の育種
・岐阜大酵母を用いた清酒の開発
資料・ポスター
キーワード
食品微生物、分子生物、産業用酵素、清酒酵母
出展した展示会
- しんきんビジネスマッチング2023
- FOOD STYLE2024(発酵食品ワールド)