噴流層プラズマリアクターを用いた粉体処理
ものづくり(製造技術)
研究者 |
工学部 機械工学科 小林信介 教授 |
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研究概要
従来気相での処理が難しかった粉体の表面改質、置換、修飾被覆をプラズマジェットと噴流層を組み合わせた噴流層プラズマリアクターで実現しました。開発装置により新機能粉体原料の創造が可能となるとともに、触媒を用いた新たなプラズマ触媒ガス改質プロセスの構築も可能となります。
研究内容
【装置概要】噴流層プラズマリアクターは、噴流層下部に設置したプラズマジェットノズルよりプラズマジェットを発生させ、このプラズマジェットにより層内の粒子を流動化させるのと同時に粒子表面処理を行う全く新しい装置です。
【新規性・優位性】流動化する粒子にプラズマジェット照射で粒子の悩みを解決! → ①粒子の均一プラズマ処理が可能、②大量処理が可能、③装置の小型化が可能、④粒子を分散・混ぜる装置が不必要。
【粒子改質のメカニズム】粒子の気相分散にプラズマジェットを利用し、微小の粒子間をプラズマが通過することで粉体表面を均一に改質することが可能です。
資料・ポスター
キーワード
粉体、噴流層プラズマリアクター、表面改質、置換、修飾被覆、プラズマ触媒ガス改質
出展した展示会
- メッセなごや2021