水のように透明なクレイ系物理ゲル
ものづくり(ナノテク・材料)
研究者 |
工学部 化学・生命工学科 木村浩 准教授 |
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研究概要
かき混ぜると瞬時に「液体」となり、静止させると瞬時に「固体」となるような物質を物理ゲルと呼びます。環境に優しいクレイナノシート(粘土)を用いた物理ゲルは、通常、白濁していますが、クレイナノシートの分散状態を制御することにより、「水のように透明な物理ゲル」を実現しました。
研究内容
かき混ぜると瞬時に「液体」となり、静止させると瞬時に「固体」となるような物質を物理ゲルと呼びます。環境に優しいクレイナノシート(粘土)を用いた物理ゲルは、通常、白濁していますが、クレイナノシートの分散状態を制御することにより、「水のように透明な物理ゲル」を実現しました。
【従来技術に対する新規性・優位性】
クレイ系物理ゲルは弾性率を高めようとすると、必要なクレイナノシートの量が増加し、白濁してしまう傾向があります。本技術を用いると、高い弾性率を保持しながら、水のように透明な物理ゲルを作製できます。
活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど
「水のように透明な物理ゲル」中には様々なアイテム・模型などを自由に浮遊させることができるので、3Dディスプレイやアートとして展示することが可能です。また安全性の高い物質なので、子供用のおもちゃなど多方面への応用が期待できます。
資料・ポスター
キーワード
透明ゲル、物理ゲル、クレイナノシート
出展した展示会
- イノベーションジャパン2022
- 産学連携フェア2022
- イノベーション・エコシステム in 滋賀