研究シーズ集

ナノからマクロな構造を制御した最先端繊維材料をあなたの手に!

ものづくり(ナノテク・材料)

研究者 工学部 化学・生命工学科
入澤寿平 准教授

研究概要

ナノスケールからマクロスケールまで構造を制御した最先端繊維材料の開発に取り組んできた。例えば、カーボンナノチューブを均一分散させることで、高強度、高弾性率を両立した繊維の開発に成功し、反対にポリマーアロイの技術によってしなやかな繊維の開発にも成功しています。これら技術を融合し、弾性率を自在に操る繊維開発技術が構築されました。

研究内容

ナノスケールからマクロスケールまで構造を制御した最先端繊維材料の開発に取り組んできた。例えば、カーボンナノチューブを均一分散させることで、高強度、高弾性率を両立した繊維の開発に成功し、反対にポリマーアロイの技術によってしなやかな繊維の開発にも成功しています。これら技術を融合し、弾性率を自在に操る繊維開発技術が構築されました。
【従来技術に対する新規性・優位性】
繊維材料にカーボンナノチューブを均一分散させる技術は未確立であった中で、さらにポリマーアロイ技術を融合させて、硬さを自在に操れる技術に他の線維座領と比較して優位性があります。

活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど

まず、高付加価値かつ身近な商品であるテニスガットで実用化を行い。テニスガットのみで国内で14億円の市場がある中で、国内シェア10%の獲得に向けて開発を進めます。また、開発した素材の他用途展開(例えば自動車体における電磁波シールド材)を2年以内に行うことで、革新的な素材が世の中に創出を目指します。

キーワード

カーボンナノチューブ、均一分散、ポリマーアロイ、高強度、高弾性率

出展した展示会

  • イノベーションジャパン2022