研究シーズ集

粉体のわずかな変化を機械学習(MT法)で検知する!

ものづくり(ナノテク・材料)

研究者 工学部 化学・生命工学科
高井千加 准教授

研究概要

粉体(粒子)を機能化するうえで、粒子が持つ様々なスケールにおける構造制御は欠かせません。また、その構造を正しく評価する技術も非常に重要です。本研究では、粒子の微構造評価法と、機能性発現に関わる鍵となる構造を見つける機械学習法(MTS)を提案します。

研究内容

粉体(粒子)を機能化するうえで、粒子が持つ様々なスケールにおける構造制御は欠かせません。また、その構造を正しく評価する技術も非常に重要です。本研究では、粒子の微構造評価法と、機能性発現に関わる鍵となる構造を見つける機械学習法(MTS)を提案します。
【従来技術に対する新規性・優位性】
MTSは、環境因子などによる差異を除去し本質的な差異を見出すことに長けているため、環境により分散凝集構造が変化しやすい粉の構造の差異を検出し、材料設計の改善に役立ちます。

活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど

ナノ粒子のように環境により凝集しやすい材料やナノ繊維のように製造工程で変化が起きやすい材料の構造を正しく理解し、どんなスケールの構造が機能性に影響を強く及ぼすかを把握することにより、材料設計指針を得る基盤とすることができます。

出展した展示会

  • イノベーションジャパン2022