研究シーズ集

自由に開閉できるナノの孔を持つクレーズナノ多孔コンポジット

ものづくり(ナノテク・材料)

研究者 工学部 化学・生命工学科
武野明義 教授

研究概要

世界で唯一、クレージング法を用いたナノ多孔コンポジットを開発しました。フィルムやファイバーに直径数十nmの孔を持つ層が竹の節のように生じます。このナノ孔は、開閉が可能であり、この空間に酵素、天然色素と言った機能分子を閉じ込めることができます。

研究内容

高分子自身の特性による多孔化を、機械的な処理により引き出します。
ナノサイズのボイド(孔)により、視点によって透明性や色彩の異なる高分子フィルムとなります。透明な領域を、正面のみ、側面のみなど変えることも可能です

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活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど

ビタミン等健康美容のための薬剤を放出する着るサプリメント

  • 抗菌・防臭効果の再⽣再利⽤を可能とする看護⽤品
  • 薬剤成分を利⽤開始時に放出する医療品

資料・ポスター

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キーワード

クレージング、ナノ多孔コンポジット、ナノ孔

出展した展示会

  • 中部イノベネット シーズ発表会2019
  • 岐阜地域産学官連携交流会2018