画像処理技術の実用化 ― シミュレーションとの融合 ―
ものづくり(情報・電気)
研究者 |
工学部 機械工学科 永井学志 准教授 |
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研究概要
X線CTを使うと,人体のみならず色々な物体の3-Dデジタル映像を撮影できます.映像データを眺めまわすだけでなく,物理シミュレーションも取り入れると,可視化の可能性が広がります.
研究内容
(1) 画像相関法によるX線CT画像からのひずみ場同定ソフトを開発
時系列の3-D画像を得ることができれば,その物体内部のひずみを同定できます.
一部に模様がなくとも,弾性体の性質を使ってひずみを推定します.
(2) イメージベースFEMによる変形予測ソフトを開発
デジタル画像を入力するだけで,変形と強度を予測できます.
活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど
- デジタル画像処理と物理シミュレーションの融合
- 複合材料の強度予測: CFRP,セラミックス,コンクリート
- 食品の噛み心地予測: 発酵度合・乾湿度合 と 変形・強度の関係
- ARのためのリアルタイムシミュレーション: 手術中の臓器の変形
資料・ポスター
キーワード
画像処理、X線CT画像、ひずみ、変形予測、イメージベースFEM
出展した展示会
- 岐阜地域産学官連携交流会2018