進化的画像処理を用いた安価で調整容易な極薄紙の枚数計測
ものづくり(情報・電気)
研究者 |
工学部 機械工学科 知能機械コース 佐藤惇哉 助教 |
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研究概要
- 脂取り紙のような極薄紙の生産現場
- 枚数計測は人手による作業
- 皺やゴミの付着,人件費の問題
- 画像処理と人工知能(AI)で解決
- 画像だから非接触で安価・高速
- 様々な紙の計測が可能
研究内容
画像は照明といった撮影環境に敏感であるため、画像計測のためには複数の画像処理パラメータを事前に調整しておく必要があります。しかし、パラメータ数が多いと調整に時間と労力がかかるという問題があり、また環境が変化する度に調整し直さなければなりません。そこでこの問題を組み合わせ最適化問題として捉え、進化的最適化手法と呼ばれるAIを活用することで、この問題を解決できる技術について紹介します。具体的には脂取り紙の枚数計測、ロボットピッキングのための把持位置検出、世界一高精度な画像マッチング技術について紹介します。
活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど
- 紙類や頭髪の自動計数
- 不定形物体のロボットピッキング
- 実装機の精密位置決め
- 対象物の検出、追跡、センシング
資料・ポスター
キーワード
進化的画像処理、枚数計測
出展した展示会
- イノベーションジャパン2021
- 岐阜地域産学官連携交流会2022
- 産学連携フェア2019
- マッチングHub2019