水素ステーションの安全性向上を実現する特殊障壁
環境・エネルギー(エネルギー)
研究者 |
工学部 機械工学科 朝原誠 准教授 |
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研究概要
水素ステーション等の高圧水素設備を建設する際には、周辺の公道までの距離規制(水素ディスペンサーから公道までの距離、高圧ガス容器等から敷地境界までの距離)を満足するか、それと同等の措置を講じる必要がある。前者の場合、82MPa水素ガスステーションでは、高圧水素ガス設備から半径8m以上の広大な敷地を要する。そこで、距離規制と同等の措置としてパンチングメタルを用いた障壁の設置を提案する。本提案の技術は、漏洩時における水素の広域拡散と、漏洩箇所近傍の水素滞留を同時に防止し、さらに着火時における火炎の熱影響領域も狭める効果を有しており、水素ステーション建設時の安全性と土地の制約を両立させるものである。
資料・ポスター
キーワード
水素ガスステーション、安全性、特殊障壁、パンチングメタル
出展した展示会
- クリーンテック技術展2019