アンモニアを原料とした高純度水素製造デバイスの開発
環境・エネルギー(エネルギー)
研究者 |
工学部 化学・生命工学科 早川幸男 助教 |
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研究概要
水素エネルギー社会を実現するうえでのボトルネックの一つとして、水素の輸送・貯蔵におけるエネルギーロスがある。その問題を解決するために、高いエネルギー密度を持ち、水素含有率も高いNH3として水素を貯蔵・輸送するケミカルストレージが有用であり、消費地にて脱水素して燃料電池にて発電を行う水素キャリアエネルギーシステムが提案されている。我々は低濃度NH3処理と水素の分離精製が同時可能なプラズマメンブレンリアクター(PMR)を独自に開発し、触媒反応器と組み合わせることでNH3を原料とした高純度水素製造システムの開発を行ってきた。
キーワード
アンモニア、水素製造、NH3、プラズマメンブレンリアクター
出展した展示会
- クリーンテック技術展2020