ミニブタを用いた実証による製品の高付加価値化
ライフサイエンス(動物、獣医学)
研究者 |
応用生物科学部 共同獣医学科 髙須正規 准教授 |
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研究概要
食品や医療機器などの機能や安全性は、動物を使った実証によって確認されています。この実証実験には広くマウスが使われていますが、そのサイズは小さく、時に十分な知見が得られません。私たちの研究室では、マウスよりも大きなミニブタを使った橋渡し研究を進めています。ここでは、ブタに食品を食べさせ腸内細菌や血液性状がどう変わるか、動物病院のCTやMRIを使って製品をヒトに応用できるかなどの実証が可能です。
研究内容
食品や医療機器などの機能や安全性は、動物を使った実証によって確認されています。この実証実験には広くマウスが使われていますが、そのサイズは小さく、時に十分な知見が得られません。私たちの研究室では、マウスよりも大きなミニブタを使った橋渡し研究を進めています。ここでは、ブタに食品を食べさせ腸内細菌や血液性状がどう変わるか、動物病院のCTやMRIを使って製品をヒトに応用できるかなどの実証が可能です。
【従来技術に対する新規性・優位性】
私たちの飼育しているミニブタは、オトナになっても30㎏程度です。このブタの小ささは、① 長期的な飼育研究が可能、② 附属動物病院のCTやMRIを使った研究が可能といったメリットを有しています。
活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど
・マイクロミニピッグを用いた実証により、特定保健用食品(トクホ)などの承認を容易にします。
・私たちのミニブタならば一週間に1回、血液を採取し、「新たに開発した食品を摂取することによる血液性状の変化」を確認できます。
・血液検査以外の評価、例えば定期的なCTやMRI撮影も可能です。
キーワード
ミニブタ、機能性試験、安全性試験
出展した展示会
- イノベーションジャパン2022