食品含有エクソソーム・細胞外小胞の測定と標準化
ライフサイエンス(アグリ・食品)
研究者 |
工学部 化学・生命工学科 生命化学コース 竹森 洋 教 授 |
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研究概要
細胞外小胞(EV:エクソソームを含む)は、細胞から分泌され他の細胞へ働きかけることで免疫調節や細胞若返りで注目されている新素材です。サイズは100nm前後と小さく、内部に核酸やタンパク質を含有するため鮮度評価が重要です。しかし、その評価は必ずしも容易ではなく、EV含有商品の品質規格は存在しません。岐阜大学ではEV/エクソソームに結合し蛍光を発する化合物を複数合成し、生鮮食品・発酵食品にEVを見出しました。また、それぞれの食品に合わせたEV抽出法を構築すると供に当該方法の標準化を目指します。
活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど
細胞外小胞(EV)を簡易に定量する技術を活かして、食品用微生物・植物を中心に大量調整可能なEV関連商品の開発を展開します。主に、免疫活性化・抑制を指標に「活きて全身に届くEV」の開発を目指します。
資料・ポスター
キーワード
エクソソーム、細胞外小胞、生鮮食品、発酵食品、免疫調節、遺伝子導入
出展した展示会
- イノベーションジャパン2023