ワサビ遺伝資源の保全と活用(DNA鑑定に基づく系統維持・植物遺伝資源保全技術)
ライフサイエンス(アグリ・食品)
研究者 |
応用生物科学部 生産環境科学課程 応用植物科学コース 山根京子 准教授 |
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研究概要
唯一の野生種を含むワサビの系統保存施設です。全国100か所以上のワサビ自生地を調査し、DNA分析を実施してきました。資源を守りながら活用する―ワサビのチカラを最大限にいかした品種育成に役立つツールを開発しています。
研究内容
(1)目的
ワサビは品種、在来および野生系統を見た目で区別するのは不可能です。そのため、育種、進化、保全に役立つ客観的な識別マーカーの開発を目指し、DNA鑑定技術の確立を試みました。
(2)従来技術との比較
DNA抽出から系統識別まで、簡便で安価な識別技術です。豊富な調査試料とゲノムデータにより、ワサビで初めての実現を目指しています。
資料・ポスター
キーワード
ワサビ、遺伝資源、品種育成
出展した展示会
- アグリビジネス創出フェア2017