研究シーズ集

流体力学的予報と統計学的予報の融合によるAI局地気象予報の実現

環境・エネルギー(社会基盤)

研究者 工学部附属応用気象研究センター
吉野 純 教 授

研究概要

物理法則に基づくより長時間で安定した精度の流体力学的予報(局地気象予報)と観測データに基づく短時間ながら高精度な統計学的予報(AI)を融合し,1日前の高精度な豪雨発生予報を可能とする安価な「AI局地気象予報」を実現

研究内容

天気予報モデルのエミュレータである「AI局地気象予報」
・合計1万年分の流体力学的予報データd4PDFの中から豪雨発生時の天気図中の特徴量を抽出し学習データを選定
・CNNと転移学習の組み合わせにより岐阜県内の1万以上の豪雨事例から豪雨発生の有無を判別する統計学的予報モデルを構築
・モデルを安価なシングルボードPCに移植し、予想天気図を入力値として高速かつ安価に豪雨発生予測を行う。

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活用分野・用途・応用例・商品例・事業化のイメージなど

防災、農業、小売業、再エネ、省エネ等産業・社会分野への気象データを活用したDX推進

資料・ポスター

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キーワード

局地気象予報、AI、豪雨予想、気候変動

出展した展示会

  • メッセナゴヤ2025