G-NICE特集記事一覧

vol.75(2021年5月)

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特集

  • 産学官連携推進部門 令和3年度に向けて
  • 民間企業との共同研究促進に向けて~岐阜大学が国立大学イノベーション創出環境強化事業に採択されました~

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特集1:産学官連携推進部門 令和3年度に向けて

学術研究・産学官連携推進本部副本部長 産学官連携推進部門長 工学部 教授 神原 信志

産学官連携推進部門のミッションの1つに、外部資金(特に民間との共同研究)の獲得増による経営環境や研究環境の強化および社会貢献があります。これは教員の皆様方の活発な研究がシーズとなります。ここ数年にわたり岐阜大学の外部資金総額は増加傾向にあり、その成果は2020年度内閣府「イノベーション創出環境強化事業」の採択につながりました。この原資によって、2020年度は「地域展開ビジョン2030アクセラレーション事業」、「SDGs及び東海地域の諸課題の特定とその解決に向けた基礎研究支援事業」、「岐阜大学・名古屋大学による連携研究グループ形成支援事業」など多くの事業を提供することができました。これらの事業の成果は、共同研究の増加、ひいては間接経費収入の増加につながり、資金・知・人材の好循環をつくるエコシステムとなることを期待しています。

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特集2:民間企業との共同研究促進に向けて~岐阜大学が国立大学イノベーション創出環境強化事業に採択されました~

東海国立大学機構岐阜大学は、内閣府の「令和2年度国立大学イノベーション創出環境強化事業」に採択されました。この事業は、国立大学のイノベーション創出環境に対してインセンティブ(交付金)を与えることによって、民間企業との共同研究等をさらに推進することを目的としており、国立大学支援①※1及び②※2の中から評価第1位で採択されました。これは、本学のこれまでの外部資金獲得の実績※3と以下に示す「地域ブランドイノベーション・エコシステムの創出に向けた8つの取組」が高く評価された結果です。今回は「地域ブランドイノベーション・エコシステムの創出に向けた8つの取組」の中から①地域ブランドを意識した地域創生に資する共同研究(マッチングリソース型共同研究ラボ)、②ウィズコロナを意識したデジタルツールの開発、③地域展開ビジョン2030の推進、及び④スタートアップ(ベンチャー)創設・成長支援の充実の4つのテーマについて紹介します。

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