G-NICE特集記事一覧

Vol.60(2017年4月)

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  • 平成29年度に向けて
  • 産官学連携活動
  • 生命の鎖統合研究センター紹介

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特集1:生命の鎖 統合研究センター(G-CHAIN)

 当センターは”つくる・ひも解く・活かす”をテーマにした生命科学の研究拠点として、生命科学の基礎研究で素晴らしい成果を出し、難治性疾患に向けた創薬などを通して国民、社会に貢献することを目標とします。

 その背景には、岐阜大学ならではの2本の柱があります。その一つが、生命科学分野を専門とした幅広い分野のトップレベルの研究者が集まっており、医学、薬学に加え獣医学も同一キャンパスにあること。基礎研究を創薬へと発展させる過程で欠かせない臨床研究において、より大きい動物から人へとつなぐことができる点に大きな期待を寄せています。

 もう一つが、国内トップレベルの糖鎖研究が進んでいること。本学は京都大学の特別研究拠点「iCeMS(アイセムス)」のサテライトとしてプロジェクトに参画し成果を挙げてきましたが、プロジェクト終了に伴い研究を引き継いでいくことになります。糖鎖は、従来は創薬からは遠いところにありましたが、ガンなどの細胞変異、アルツハイマーなど神経機能に糖鎖が関わることが分かっており、当センターの3つの研究テーマを駆使することによって創薬へとつないで行くことが可能になります。

 これまで、研究者が個々に取り組み成果を出してきた基礎研究を一つのベクトル収斂させていくには、ゴールを設定して研究者たちが交流・共同し成果を目指すトップダウンの組織が不可欠です。また、大学が持つシーズと創薬など社会・企業のニーズと研究を結びつける機能が必要です。当センターには研究者の立場からマネジメントを行う「リエゾンファクション」という機構と、センターの研究状況を有識者により客観的な評価を行う「アバイザリーボード」が設置されます。

 このユニークじ実践的な体制によって、研究者の長年の成果を社会で開花させる道筋が見えてきました。私たちは、企業で手薄になりがちな基礎研究、生命現象の解明など追究する研究機関としての特性を活かし、トップレベルの研究を連携させることによって大学全体の研究をレベルアップするとともに、世界的な生命科学のパイオニアを目指していきます。

G-CHAIN.pdf

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特集2:「つくる」・「ひも解く」・「活かす」

「つくる」領域.pdf

分子づくりの力を結集して、糖鎖をはじめとする生命鎖の基礎研究と創薬をつないでいく

「ひも解く」領域.pdf

細胞の働き、生命現象の相互作用の解明と深い理解を通じて、センター全体の研究力の基盤を担います

「活かす」領域.pdf

医学、薬学に最先端の獣医学も加わることで、生命科学に関する研究者集団の研究成果を創薬に活かします

特集3:産業界に向けて

 本戦力に則り、生命の鎖統合センターは企業と連携し個々の総合力を統合することで、両者が時組むことの出来なかった創薬における基礎研究や革新的技術を創出する組織つくりを可能にします。

 トップ研究者が結集した研究拠点は、分野の壁を超えて岐阜大学の強み研究を組織的に革新的技術シーズとして社会に発信することによりパートナーシップを拡大することが可能となります。学内学術資源の高度化と社会実装を推進し、大学のイノベーション創出組織への転換を図ってまいります。

 本研究拠点は、戦略的教員配置を可能にするシステム改革をベースに優れた研究者を結集した組織です。本組織は、岐阜大学の強み研究領域分野の壁をなくし、基礎から出口戦略を見据えた研究を機構長及びリエゾンファクションが牽引します。

 このような組織的な総合力強化は、強み研究を洗練し、成果を提供することにより良好なパートナーシップ形成を実現酒ます。また、企業との協創の場における日常的な交流は、研究推進と人材の育成の一体的実施を可能にし、優秀な人材を輩出することにより社会に貢献して参ります。

 岐阜大学は、大学の総合力と企業の総合力との統合により、新たな価値を創造し、提供します。

 岐阜大学と手を組みましょう。

産業界に向けて.mp4

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