Vol.55(2016年1月)
- 食品科学分野の総合支援拠点開設へ
<全国初>国立大学法人内に公設試験研究機関設置 - 研究シーズ(食品生命科学分野)
1.食品の機能を分子・遺伝子レベルで解明、健康科学の新しい世界を開拓
2.デンプン食品に含まれる食物繊維健康成分レジスタントスターチの有効活用術
3.ヘテロ・バイファンクショナル・クロスリンカーを応用したプロテオグリカン糖鎖の検出
4.野菜の鮮度判定スマートフォンアプリの実現を目指して
特集1:食品科学分野の総合支援拠点開設へ
~岐阜県と「食品科学分野の連携に関する協定」締結~<全国初>国立大学法人内に公設試験研究機関設置
平成27年11月26日、岐阜大学は岐阜県と食品科学分野における研究開発及び地域の起業支援等の促進・起業支援等の促進・強化に向け、協定を結びました。平成30年度末に、連携活動の拠点として、岐阜大学内に「岐阜県食品科学研究所(仮称)」と設置する予定です。

特集2:研究シーズ
食品生命科学分野
特集3:岐阜大学を知る
『クリティカルケア看護』って何ですか?
病気やけがなどにより、生命の危機的状態にある人に対して、高度医療によって救命・延命される機会が向上してきました。重症患者が多くいるICU(集中治療室)だけでなく、一般病院でも、また、病院における在院日数が短縮している現在、各家庭・在宅の場でも多くの危機的な状況があり、そこでの看護が必要とされています。しかし、危機的状況での救命のプロセスは、患者だけでなく、家族にとっても人並みならぬ苦痛や不安を経験することになります。このような、危機的な状態ある患者や家族に対して、ICUだけでなく、さまざまな場において、呼吸・循環などの生命を維持するために必要な看護援助を提供し、回復、社会復帰に向けての支援をする看護が「クリティカルケア看護」なのです。
『クリティカル変え看護』の知識・技術の普及に向けて.pdf