ナノ多孔質クレージングフィルムの量産化マイクロナノバブル発生装置の開発

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マイクロナノバブル発生装置

株式会社ナック

(本社:岐阜県 関市)

岐阜大学 工学部
武野明義教授

共同研究にいたったきっかけ

岐阜県の特許流通アドバイザーから岐阜大学の技術シーズである「クレージングフィルム」を紹介され、工学部・武野准教授との共同研究がスタート。

共同研究の内容

クレージングフィルムの量産化に向けて武野准教授のアドバイスを基に、量産加工機を製作した。また、このフィルムを使ったマイクロナノバブル発生装置の開発を行い、マイクロナノバブルの特性、性状等についての研究を実施。

成果

開発したクレージングフィルムは商品名「モノトランフィルム」として浄水器用エアー抜きフィルターとして販売。また、マイクロナノバブル発生装置は商品名「フォーメスト」として各種産業用途に幅広く販売しており、最近では、オゾンマイクロナノバブル発生装置が注目されるなど、幅広い展開へと至っている。

株式会社ナック 篠田部長

岐阜大学との共同研究により、マイクロナノバブル発生装置を、実験用途から各種産業用途向けのカスタマイズ製品まで幅広く展開することができました。