地域創生プロジェクト
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�名RESEARCH CONTENT OF MEMBERS69PROJECT No.28KEY WORDSがん/抗がん剤/新技術/アカデミア創薬/産学連携/特許戦略/導出/合成展開/岐阜オリジナルライブラリ工学部化学・生命工学科、大学院連合創薬医療情報研究科古山 浩子准教授工学部化学・生命工学科、大学院連合創薬医療情報研究科上田 浩教授メンバー阻害剤が作用する細胞内シグナル機構の解析 私は、細胞におけるGタンパク質シグナルに関する研究を専門としており、本プロジェクトでは、阻害剤候補化合物に関して、どのようなシグナル経路に関与しているか、その作用点解析を担当します。種々のシグナル関連分子発現ベクターや、解析ツールを利用して、標的タンパク質を明らかにすることにより、阻害剤候補分子の構造的最適化に貢献することができると考えています。プロジェクトメンバーが取り組んでいる研究新たな癌治療戦略を推進するPETイメージングプローブの創製 有機化学、創薬化学および放射性核種標識合成化学を専門とし、ヒトを含む生体イメージング技術である陽電子断層画像撮像法(PET)を利用して、グリオーマに特異的な発現酵素を標的するイメージングバイオマーカーを含む「高い脳透過性をもつ機能性分子プローブ」を開発しています。本プロジェクトでは、「化合物ライブラリの構築」および良好な薬物動態を示す「シーズ化合物の合成展開(構造最適化、構造活性相関研究)」を担当します。

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