地域創生プロジェクト
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57PROJECT No.24PROJECT NAME感染症のパンデミック防止に貢献する核酸医薬MESSAGE FROM THE PROJECT LEADER工学部化学・生命工学科KEY WORDS核酸/DNA/RNA/核酸医薬/mRNA/ワクチン/低分子医薬/感染症/パンデミック/抗ウイルス薬/核酸化学/医学/薬学/獣医学/生物学/工学/化学/健康/長寿岡 夏央教授 核酸をベースにした医薬品やワクチンは、配列設計によって様々な疾患に対応できる特徴があります。この特徴は、感染症のパンデミックへの備えに適しています。また、核酸の部分構造である塩基・ヌクレオシド・ヌクレオチドを模した低分子は、抗ウイルス薬などとして用いられます。私たちは、核酸医薬、mRNAワクチン、低分子医薬を感染症のパンデミックに備える「三本の矢」と位置づけ、独自の核酸化学を基にこれらの開発に取り組みます。同一キャンパス内に医・薬・獣医・応生・工の研究者が在籍し相互連携が容易な本学の利点を生かし、開発と性能評価をワンキャンパスで推進するとともに、地域企業や製薬企業と連携し、核酸医薬の製造拠点をつくることで、新たな産業・雇用の創出にも貢献します。本プロジェクトの推進によって、多くの人が健康で長生きできる安全・安心な社会づくりに貢献することを目指します。

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