53PROJECT No.22PROJECT NAMEモビリティ・フォー・オール @ 岐阜MESSAGE FROM THE PROJECT LEADERカルバヨ アレックサンダー准教授工学部電気電子・情報工学科人工知能研究推進センター スマートモビリティは、全世界が抱えている高齢化社会の問題解決するキーテクノロジーの一つである。Level 5完全自動運転の実現に向け研究が進められ、自動車だけでなく都市環境や交通システム、生活様式までを含めた新たなモビリティの革命が提案されている。これらの技術は、高齢化が進み、孤立を深める地方において大きな変革を起こすことが期待される。山岳地方が多い岐阜県では、このモビリティ革命を試行するのに最適である。 本プロジェクトでは、自動運転技術、人工知能、コンピュータービジョン、ロボティクス、ICT、HMIなど複数の分野を統合し、都市だけでなく地方まで適切なスマートモビリティをもたらすことを目的とする。その技術課題として、本プロジェクトでは以下を掲げる:■既存の交通手段のための低コスト導入しやすいAI運転支援モジュールの研究開発■地方向けモビリティの技術課題調査と、関連技術開発■高齢者でも活用できる安全な自動運転技術、ならびに社会基盤開発■ドライバーとAIのコラボレーション技術、ドライバーアシスト、ドライバーの快適度解析■自動配送車、搬送車による地域活性化、高齢者の福祉、労働支援技術の開発KEY WORDSモビリティ/自動運転/Level �/運転支援/運転行動/ロボティクス/AI/深層学習/コンピュータビジョン/ICT/HMI/スマートシティ/福祉/高齢化運転/グリーンイノベーション/画像・映像処理/プライバシー保護/MaaS/ビッグデータ
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