プロジェクトWEB冊子2025
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41KEY WORDSPROJECT No.18畝田 道雄工学部 関の刃物サステナブル技術革新拠点 拠点長PROJECT NAMEMESSAGE FROM THE PROJECT LEADER工学部 機械工学科 教授 生産年齢人口の減少に直面する私たちは、「匠の技」の継承という課題に直面しています。長年、熟練者の感性と経験によって支えられている日本のものづくり。しかし、その多くが暗黙知であり、次世代への継承が困難になっています。私たちはこの課題に「匠の技の科学」というアプローチで挑みます。匠の感性や判断力をセンサ技術やAI、さらにインタビューで可視化し、形式知として整理することで人とロボットが役割を分かち合い、支え合う社会の実現を目指します。このプロジェクトによって、人は創造性と感性を発揮する存在として活躍し、ロボットやAIはそれを支えるパートナーになります。地域の技術や文化も活かされ「やさしく、そして強い」ものづくり基盤が生まれます。これは大学、企業、地域、行政など多くのステークホルダーとの連携によって成り立ちます。皆さまと学び合い、支え合いながら、次の世代へ誇れる社会の礎を築いていくことが目標です。精密工学/AI応用/匠の技の科学/刃物学/暗黙知/形式知/感性工学/ロボット技術/スマートマニュファクチュアリング/サスティナビリティ/オープンものづくり「匠の技の科学」が切り拓く人とAI・ロボットが支え合う未来社会―持続可能なものづくりと産業基盤の創造―

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