地域創生プロジェクト
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13PROJECT No.06PROJECT NAME特長ある園芸作物生産による環境調和型社会の実現MESSAGE FROM THE PROJECT LEADERKEY WORDS生産/野菜/果樹/花/園芸/地域/特産/ブランド/生産技術/省力化/気候変動/微生物資材/環境制御/肥料/農薬応用生物科学部生産環境科学課程落合 正樹助教 地域の園芸作物の生産において、農業従事者の減少への対策、地域ブランド力の向上はかねてからの課題です。加えて、SDGsや「みどりの食料システム戦略」に代表されるように環境負荷の少ない生産体系への転換の重要性も年々増しています。本プロジェクトは、園芸作物の生産におけるこれらの課題解決に向けた取り組みを進めます。具体的には、育種技術を活用した新品種の開発や、環境変動が園芸作物に与える影響の生理的・分子生物学的評価、栽培設備の開発による暑熱対策や低コスト化、微生物資材の開発による農薬使用量の低減、有機肥料や堆肥の開発による無機肥料使用量の低減、といった岐阜大学が培った様々な分野の研究シーズを活用して、地域のニーズに沿った作物や課題ごとに適切なアプローチをご提案します。本プロジェクトが目指す、将来に渡り持続可能な環境負荷の少ない園芸生産体系の実現は、環境調和型社会の実現にもつながります。

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