11PROJECT No.05PROJECT NAME科学に基づき持続可能な畜産の未来を築くMESSAGE FROM THE PROJECT LEADERKEY WORDS感染症診断/省力化/飼養環境/初乳/ワクチン/MHC(主要組織適合遺伝子複合体)/食中毒菌/遺伝子検出/付加価値/未利用資源応用生物科学部共同獣医学科岡田 彩加准教授 本プロジェクトでは畜産に関わる様々な分野からのアプローチにより畜産業の活性化を目指します。近年、農家戸数や飼養頭数の減少など、畜産の生産基盤の弱体化が問題となっています。本プロジェクトのキーワードは「生産性向上」「付加価値の付与」です。畜産物を得るには動物を飼養管理する必要があるため、繁殖、飼料、疾病など様々な要因が関係します。岐阜大学には畜産に関わる様々な分野の研究者がいるため、共同で生産性の向上を目指します。また、「栄養性」「安全性」などの付加価値を科学的に付与することで岐阜県産畜産物のブランド力の向上を目指します。そのためには畜産農家や関連企業と共同で研究を進める必要があると考えています。「生産性向上」「付加価値の付与」により岐阜県の畜産業活性化に繋げ、その波を全国、世界へと広げていきたいと考えています。
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