�名エクソソーム特異的染色とエクソソームの医療・美容への活用・私は、全ての生物のエクソソームを測定できます。・私は、エクソソームの検出感度を高め、応用を開拓します。・私の独創的な研究ポイントは、エクソソームの病気への関与以外にも味も評価しています。・KPI:エクソソームを特異的に染色する蛍光物質と染色方法の特許取得2件・食品・化粧品業界やエクソソーム精製素材を開発する化学メーカーに貢献します。RESEARCH CONTENT OF MEMBERS10PROJECT No.04KEY WORDS家畜/飼育展示動物/野生動物/畜産農家/動物園/水族館/非侵襲的検査/リキッドバイオプシー/健康管理/診断技術/感染症/繁殖/省力化応用生物科学部共同獣医学科猪島 康雄教授応用生物科学部生産環境科学課程楠田 哲士教授応用生物科学部共同獣医学科岡田 彩加准教授工学部化学・生命工学科 竹森 洋教授メンバー動物園水族館動物における排泄物中ホルモン動態を活用した保全繁殖の推進 私は、動物園水族館動物・野生動物の繁殖生理生態・生殖補助技術の研究や保全普及の活動を進めています。繁殖生理の研究を、特に糞や尿を用いて動物に対して侵襲性の少ない方法で実施し、動物の生理生態の解明に繋げます。動物園での飼育下繁殖の更なる推進・向上を通して、絶滅危惧動物の生息域外保全に資することを目指します。・KPI:糞中または尿中のホルモン濃度測定を実施した動物の実績116種培養によらない生きた病原体検出技術の開発 私は、重要な食中毒菌であるカンピロバクターの研究を進めています。培養によらない、生菌特異的簡易遺伝子検出法などを用いて環境中のカンピロバクターの汚染状況を調査しています。この手法を応用し、ウイルスも含めた生きた病原体の簡易遺伝子検出技術を確立して他の先生方の研究と繋ぎ、採血によらない病原体の検査法の確立につなげていければと考えています。・KPI:カンピロバクターの遺伝子検出定量法確立1件プロジェクトメンバーが取り組んでいる研究野生動物の健康管理の省力化技術の開発 私は、家畜・野生動物の感染症の診断技術開発と発症機序の解明を進めています。本プロジェクトでは、乳牛の生乳中に含まれる細胞外小胞(エクソソーム)を用いて伝染性リンパ腫(旧称 牛白血病)発症を事前に予測する技術を開発し、リンパ腫発症による全部廃棄の経済的損失を減らしたいと考えています。生乳は誰でも回収でき、宅配便で生乳を送り検査することを目指しています。・KPI:パラポックスウイルス遺伝子診断法確立2件、生乳中の牛伝染性リンパ腫マーカー同定13種
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