RESEARCH CONTENT OF MEMBERS123PROJECT No.50KEY WORDS通信/電波/地域/資源/デザイン/デザイン思考/防災/まちづくり観光/価値/創出/山林/山岳/登山/社会システム経営学環前澤 重禮特任教授応用生物科学部(連係)社会システム経営学環肥後 睦輝特任教授社会システム経営学環李 侖美准教授応用生物科学部(連係)社会システム経営学環森部 絢嗣准教授応用生物科学部(連係)高等研究院細野 光章教授森林資源量の空間的分布の把握と利用可能性の検討 森林・樹木・希少生物など自然資源の保全管理手法の構築を、植物生態学的視点から試みています。通信プラットホーム構築の実現により、広域にわたる森林資源を迅速に把握し、効率的な林業システムの構築を図るという視点で関わります。 農業社会構造問題、食料・農業・農村政策、農業経営 日本の農業政策が農業構造に及ぼす影響について、統計分析と現地調査に基づいた実証研究を行っています。具体的には、JA(農協)による農業経営、大規模農業法人の経営、農産物直売所を通じた地域農業の構造変化、新規就農研修事業と独立就農実態、耕作放棄地の再生事業と営農展開、飼料用米をめぐる政策、肉用牛経営などについて研究を行っています。 人をつなげる新たな通信プラットフォームの構築 私は野生動物の分類・種分化・生物地理に関する研究を行ってきました。これら基礎的な自然史研究の他に、初心者でも扱いやすいシカ等を捕獲する罠や携帯電話の通信圏外からでも罠の作動通知を受信できる装置の開発・商品化を行っています。またそれら野生動物研究から得られたノウハウを人間社会の課題解決のため、新たな通信規格「GEO-WAVE」を用いて、通信圏外地域における課題解決にむけた通信プラットフォームの構築を図っています。��名メンバー新興技術の社会受容とイノベーション創出 私は科学技術と社会の関係について政策的・経済的視点から研究を行っています。新たな通信プラットフォームが社会をいかに変革し、そしてまた社会がプラットフォームをいかに受容していくのか、という観点から調査・分析し、持続可能かつ公正なシステム(制度・組織)の構築に向けた提言を行います。プロジェクトメンバーが取り組んでいる研究組織利益を最大化する人材育成手法の開発 私は、応用化学、細胞生物学、食品流通学、SCM領域を渡り歩き、今、経営学領域にいます。どんな会社や組織も、人の繋がりで構成され、組織利益は社員同士の行動連携の質に依存しています。理論に基づく経済経営学ではなく、現場で役立つ人間味溢れる経営学の提示と社員のモチベーションアップにつながる人材育成に貢献できます。組織経営で最も大切なことは、行動してから考えることだと思います。
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