�名KEY WORDS118PROJECT No.47メンバーRESEARCH CONTENT OF MEMBERS上宮 成之吉田 弘樹カーボンニュートラル/カーボンリサイクル/再生可能エネルギー/エネルギーシステム/熱マネジメント/CCUS/高効率エネルギー変換/エネルギーアップグレード化/エネルギー貯蔵/レジリエンス/カーボン固定化小林 智尚小林 信介船曳 一正義家 亮教授教授教授教授教授教授地方創生エネルギーシステム研究センター地方創生エネルギーシステム研究センター地方創生エネルギーシステム研究センター地方創生エネルギーシステム研究センター地方創生エネルギーシステム研究センター地方創生エネルギーシステム研究センター自然エネルギー生産量予測とエネルギーシステムのレジリエンス化 再生可能エネルギーのうち太陽光発電や波力発電などは気象などの変化を受けます。私は数値モデルを用いて気象予報や波 浪 予 測 を行 い、工 学 の分 野 に利 用する試 みを行っています。本プロ ジェクトでは特に天 気 予 報による数 日 先までの日 射や風速の予測から太陽光発電や風力発電の発電量予測を行っています。この予測情報はマイクログリッドの戦略的運用に貢献しています。この予測技術をエネルギー分野のみならさまざまな分野に展開することを目指しています。低品位バイオマスエネルギーアップグレードと余剰電力利用カーボンリサイクル技術 有機系廃棄物(バイオマス)を資源とするエネルギー変換プロセスの開発に長年取り組んできました。本プロジェクトでは未利用バイオマスの有効利用、特に資源化において鍵となる前処理プロセスの効率化を図ることで、高効率なバイオマスエネルギー変換とCO� 削減に貢献します。プロジェクトにおいては地域におけるバイオマスの積極利用と利用率の向上を念頭に、前処理プロセスの省エネ��%、あるいはバイマス発熱量の��%アップを目指します。本プロジェクトで実施するバイオマスのエネルギー変換やプロセス開発だけではなく、大気圧プラズマを利用したCCUにおいても共同研究が可能です。蓄エネルギーおよびエネルギーマネジメント最適化と地熱活用技術 カーボンニュートラルやSDGsを推進するには再エネは必須であり、それに関した蓄電池開 発と地熱発電に注力しています。多くの再エネは変動するため、需要とのミスマッチを解消するには蓄エネが必要です。そこで充電電力に依らずに蓄エネできるレドックスフロー電池に注目し、県内企業と開発しています。また、地熱は連続かつ安定なエネルギーですが、固有の維持管理に要する負担が大きく、それを軽減する研究をしています。この様なフィジビリティスタディから社会実装が我々の役目の一つと考えています。その他、劣化太陽電池の回復、光・レーザー応用の共同研究や知財も積極的に取り組んでいます。PVの光電変換効率大幅向上成膜技術と波長選択的エネルギー活用技術 化学系に所属し、有機材料でエネルギー・情 報 化 社 会 に貢 献することを目 指しています。光 、特 に、目 に見えない安 全 な赤 外光を効 率よく活 用する波 長 選 択 的 な独 自有機材料の開発が、私のアピールポイントです。この 独 自 有 機 材 料 と企 業 、大 学 の皆 様の得意な技術を組み合わせることで、赤 外 光 関 連 技 術 が急 速に加 速され、光 電変 換 、自 動 運 転 、自 動 ブレ ー キ、赤 外 光セ ン サ、超 高 速 光 通 信 の関 連 技 術 がより高性能化され、想像もしない豊かで、安全な社会が実現できると信じております。副生酸素有の効利用によるオキシバイオマスガス化と複合エネルギー創生 各種炭化水素資源の燃焼・ガス化特性に応じた高温エネルギー変換プロセスに取り組んでいます。バイオマスや廃棄物などによる単独の発電プラントを多数集積しただけでは、化石燃料を用いる既存の大規模火力発電に代替することは困難です。そのため、他の再生可能エネルギーと組み合わせた自律分散型の複合エネルギー併産システムの構築を目指しています。これには地域間を結ぶためのエネルギーキャリアへの変換技術も含まれます。現在は副生酸素を利用したオキシバイオマスガス化技術の開発に注力しています。プロジェクトメンバーが取り組んでいる研究水素製造・CO� 分離回収および燃料・化学原料合成 出身は化学系でエネルギーや環境に関係する反応や分離の研究を行っています。 プロジェクトでは、水素製造の高効率化に必 要 な 触 媒 や分 離 膜 、さらに は カー ボンニュートラルな再生可能エネルギーを利用した水素利用エネルギーシステムに向けて基盤技術の開発を行っています。反応と分離の組み合わせなどこれまでにない新規な化学反応プロセスの開発が私の研究アピールポイントです。ただし解決しなくてはならない課題に関しては、これまでの専門にとらわれず積極的チャレンジします。県の温暖化対策に貢献できる競争的資金または共同研究を�件以上の取得を目指します。
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