�名KEY WORDS116PROJECT No.46メンバーRESEARCH CONTENT OF MEMBERS気象観測とそのデータ利用吉野 純 私は大気乱流を含む様々な気象観測を行って 研 究 を 進 め て い ます。私 は 、レ ーザー通信に影響する大気乱流や山地での気 象 観 測 等 さま ざ ま な デ ー タを 取 得 し研 究 を 進 め ます。通 常 の 気 象 観 測 で はカバ ー されないデータを取得して、それを活かして、モデリングの高度化に貢献します。気象観測が必要なところなら、どこでも貢献するつもりです。玉川 一郎気象データ/天気予報/豪雨/台風/落雷/大気乱流/防災・減災/気候変動/再生可能エネルギー/レーザー光通信/交通/気象モデリング/AIモデリング/先端気象観測/データ同化小林 智尚吉田 弘樹王 道洪工学部附属応用気象研究センター工学部附属応用気象研究センター大気水圏研究部門教授センター長教授部門長教授部門長教授副部門長教授部門長工学部附属応用気象研究センター大気海洋研究部門工学部附属応用気象研究センター大気海洋研究部門工学部附属応用気象研究センター大気電気研究部門太陽光発電の発電量予測技術の開発と高精度化 再生可能エネルギーのうち太陽光発電や波力発電などは気象などの変化の影響を強く受 け ます。私 は 数 値 モ デル を用 いて気 象 予 報や波 浪 予 測 をおこない、工 学 の分 野 へ の 活 用 、特 に 太 陽 光 発 電 や 風 力発 電 などの再生可能エネルギーの予測技術 開 発 を行っています。この 予 測 情 報 はたとえばマイクログリッドの戦略的運用に貢献できるものです。再生可能エネルギーを効 率 的 に活 用できる社 会 に貢 献したいと思っています。レーザー気象計測と気象データへの機械学習応用 私はレーザーを用いた気象計測や、人工衛星を始めとする気象データ等に機械学習を応 用した予 測を行っています。レーザーを用 いることで 大 気 擾 乱 な ど を 広 範 囲 で高 速 に計測することを可能にします。機械学習を応用することで、複雑な気象の予測を低コストで高速に行えるようにします。また、画像計測やレーザーを応用した共同研究や知財にも積極的に取り組んでいます。雷放電の徹底解明・3Dマッピング・予測および制御技術の開発 私 は 雷の研 究 が専 門で、雷 放 電の高 精度な3Dマッピング技術・落雷の予測技術・雷 の 制 御 技 術 の 開 発 を担 当しています。これらの技術はさまざまな分野の雷害対策に応 用できますが、とりわ け、日 本 海 側の洋 上 風力発電システムの雷害対策に実装することで洋 上 風 力 発 電の普 及に貢 献できると期 待されます。プロジェクトメンバーが取り組んでいる研究気象モデリングとAIモデリングの融合による局地気象予報エミュレータの構築 私は気象モデリングの研究が専門で、このプロジェクトでは力学モデリングとAIモデリングを組み合わせた新しい局地気象予報エミュレータの開 発を担 当します。これにより、力学モデリングの精度を維持しつつ、少ない計算機資源でも高速に気象予測が行えるようになることを目標とします。この技 術 を、産 業 界 の 様 々な 分 野 に実 装することで、交通・エネルギー・通信・農業・小売業などの高精度な需要量予測が可能になり、無駄が少 なく生産性の高い社会に貢献できると期待されます。
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