地域創生プロジェクト
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PROJECT NAMEMESSAGE FROM THE PROJECT LEADER107PROJECT No.43KEY WORDS長良川/アユ/世界農業遺産/気候変動影響/環境DNA/水文モデル/ステークホルダー協働モニタリング/適応策の共創環境社会共生体研究センター原田 守啓副センター長 2015年に世界農業遺産「清流長良川の鮎」として認定され、地域循環共生圏の先進モデルとされる「長良川システム」を持続するため、河川生態系と地域の産業・文化活動に気候変動が及ぼす影響評価手法の開発から適応策の立案までを、地域のステークホルダーとの協働により実現します。 2020年~2022年の環境省予算による集中観測プロジェクトを通じて、長良川のアユが流域全体をダイナミックに動き回る姿がとらえられつつあるのと同時に、長良川のアユに既に及んでいる温暖化影響も科学的に理解されつつあります。長良川本川筋の漁業協同組合、鵜匠さん、長良川温泉関係者の皆さまには情報提供や調査協力をいただいており、プロジェクトのゴールに向けて具体的な適応策のオプションの抽出を進めていきます。「清流長良川の鮎」長良川システムへの温暖化影響解明と適応

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