地域創生プロジェクト
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103PROJECT No.42PROJECT NAME気候変動・人口減少に適応した22世紀型の流域圏の実現MESSAGE FROM THE PROJECT LEADERKEY WORDS気候変動適応/自然共生社会/地域循環共生圏/生態系サービス/流域圏/気象/森林/河川/水環境/農林水産業/社会システム/共創環境社会共生体研究センター 原田 守啓副センター長 気候変動(いわゆる地球温暖化)の影響は様々な場面で顕在化しつつあり、気候変動に起因するとされる極端な気象現象の増加は地域の持続可能性に対する脅威として認識されています。これと並行して、日本社会では人口減少と高齢化が進んでおり、とりわけ中山間地ではより急激にそれが進んでいます。このような大きな2つの環境の変化はこれから10年の間にさらに急速に進むことが予測されており、これらの環境変動に対して「適応」することは待ったなしの状況となっています。私たちは岐阜県とのパートナーシップを基盤とし、地域のステークホルダーのみなさんとともに自然調和的で持続可能な地域の将来像を描きだします。また、これを実現するために、地域の持続可能性に影響を及ぼしうる環境の変動に対する適応を、岐阜大学の環境科学分野と応用分野の幅広い連携によって強力に推進していきます。なお、本プロジェクトは地域環境変動適応研究センター(~2024/3)から環境社会共生体研究センター(2024/4~)に引き継がれました。

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